竹取物語

 

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釈文

今は昔、竹取の翁といふ者ありけり。野山にまじりて竹を取りつつ、よろづのことに 使ひけり。
名をば、さかきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。怪しがりて、
寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。

 

解説

今回は竹炭に書いてみました。かぐや姫でもお馴染みの竹取物語。生の竹に書くことも考えましたが、炭独特の洗礼された黒に書いてみたいと思い、このような作品となりました。よく見ると一本だけ もと光る竹 がありますよ。

 

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